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医療機器にも「耐用年数」はある?定義や年数、耐用期間や使用期限との違いを解説

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家電製品ではよく目にする「耐用年数」。医療機器にもあるかどうか、気になる人も多いのではないでしょうか。

実は、医療機器にも耐用年数はあります。
今回の記事では「医療機器の耐用年数」をテーマに、耐用年数の定義や、各機器の具体的な年数などについて解説します。
また、耐用期間や使用期限といった、よく似ている用語も併せて紹介するので、ぜひ参考にして下さいね。

医療機器の「耐用年数」とは?

医療機器の耐用年数は、「法定耐用年数」のことを指します。事業のために使われる資産が、法律上(税法上)の価値を持っている期間です。

法定耐用年数は、国によって決められています。医療機器も同様です。
例えば、法定耐用年数が5年の医療機器の場合、その間は資産価値があります。ですが、大半の資産は時間の経過とともにだんだんと価値が落ちてゆくものと考えられています。
そのため、最初は100万円だったものが80万円、60万円というように年々下がってゆき、法定耐用年数が経過すると資産価値は0円になります。

ですが、資産価値はあくまでも法律上のものなので、その後も使い続けられます。製造販売メーカーが安全性を保証している期間であれば、基本的には問題ありません。

【1】医療機器の具体的な耐用年数は?

よく医療現場で使われている主な医療機器の法定耐用年数は、下記の通りです。

・消毒殺菌用機器:4年
・手術機器:5年
・血液透析又は血しよう交換用機器:7年
・ハバードタンクその他の作動部分を有する機能回復訓練機器:6年
・調剤機器:6年
・光学検査機器 ファイバースコープ:6年
・陶磁器製又はガラス製のもの:3年
・主として金属製のもの:10年

参考:耐用年数(器具・備品)(その2)(国税庁)

法定耐用年数は、医療機器一つ一つに設定されているわけではありません。国税庁の耐用年数表を使い、同じ分類の医療機器から法定耐用年数を確認するのが一般的です。

それ以外にも、医療機器メーカーが取り扱い商品の法定耐用年数を企業のホームページに掲載していることもあります。耐用年数表よりも具体的で、計算不要なのでおすすめです。
下記は、よく製造販売されている医療機器の耐用年数です。

・ユニット:7年
・超音波治療器 6年
・マイクロ波治療器 6年
・X線CT装置:6年
・笑気吸入鎮静器:5年
(いずれも新品の場合)

【2】耐用期間や使用期限とはどう違う?

医療機器業界には「耐用年数」と似ている用語がいくつかあります。耐用期間や耐用寿命など、よく聞く用語ですが、意味はそれぞれ異なります。
ここでは、その違いについて具体的に解説します。

耐用期間

耐用期間

「耐用期間」とは、医療機器を標準的な状況で使い、消耗品の交換や修理などを繰り返した条件での「安全に使用できる期間」のことです。 耐用期間には耐用年数のように共通の基準がなく、各企業が独自に決定しています。

耐用期間を過ぎてもすぐに使えなくなるわけではありませんが、機器の安全性や信頼性などはだんだんと維持できなくなってゆきます。 医療機器は命や健康に関わるものなので、できるだけ早めに更新することをおすすめします。

耐用寿命

「耐用寿命」は、物理的・経済的・企業戦略的といった様々な条件などによって、最終的に機器が故障し、修理不可能になるまでの期間です。
日本医療福祉設備学会によって、そのように定義されています。

保証期間

「保証期間」は、ユーザーが説明書等通りの正しい状態で使ったにもかかわらず、医療機器に不具合が起きた場合、メーカー側が交換・無償修理などに応じる期間のことです。

使用期限

「使用期限」は、医薬品の品質を保持できる期限のことです。未開封の医薬品が、指定通りの条件で保管されている場合に限られます。

医薬品は、使用期限が3年以上のもの、もしくは有効期間・期限が記載されているもの以外は、薬事法において使用期限の表記が義務付けられています。

まとめ:法定耐用年数や耐用期間、耐用寿命もぜひ押さえよう

今回の記事では、医療機器の法定耐用年数を中心に解説しました。
法定耐用年数はあくまでも法律上の耐用年数であって、製造販売メーカーが定めたものではないので、経過した後でも使い続けることはできます。 法定耐用年数は国が定めているため、全国共通です。

また、耐用期間や耐用寿命などの用語は、医療機器業界でよく使われます。違いを少しずつ比較するとわかりやすいでしょう。

耐用期間は、機器を標準的な状況で使用し、交換・保守などを繰り返した場合の、安全に使える期間のことです。
期間については各企業が独自に定めており、全国共通の基準はありません。

耐用寿命は、故障などによって医療機器が修復不可能になることです。
保証期間は、ユーザーが正しく使用し、医療機器に不具合が生じた場合、メーカー側が交換・修理等を行う期間のことです。使用期限は、医薬品の期限のことです。
ぜひこの機会に押さえておいて下さいね。

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