新しい医療機器に買い換える時や、医院の閉院・転院・診療科目の縮小等によって医療機器が必要なくなった際には、使用中の医療機器を処分する必要があります。
不要になった医療機器は「売却」と「処分」がありますが、お勧めは売却です。特に内視鏡は需要が高く、高額で買い取ってもらえる可能性が高い医療機器となっています。
では、どのような中古内視鏡が高額買取になるのでしょうか。ここでは、内視鏡の具体的な種類や、中古内視鏡を業者に高額で買い取ってもらうためのポイントについてご紹介いたします。
内視鏡の種類について解説
一口に「内視鏡」といっても、用途や目的によって種類は様々です。ここでは、内視鏡の一般的な種類とその詳細について詳しくご紹介いたします。
上部消化管内視鏡
一般的には「胃カメラ」と呼ばれる内視鏡で、口もしくは鼻から挿入します。先端には超小型CCDカメラと照明が付属しており、臓器や器官の状態をモニターでリアルタイムに表示させることにより、炎症や潰瘍、ポリープの有無等を観察する機器です。
近年では、経口よりも負担の少ない経鼻内視鏡を使うことが多くなっています。
小腸内視鏡
小腸の内部を検査するための内視鏡です。小腸は原因不明の消化管出血を引き起こすような血管性病変、クローン病や薬の副作用による潰瘍等の炎症性病変、悪性リンパ腫やがんのような腫瘍性病変が生じる可能性があります。しかし、小腸は口や肛門からも遠い上に、6m以上の長さを持つ臓器です。そのため、従来は診断が困難でしたが、近年の小腸内視鏡の発達により、診断や内視鏡的治療も可能です。
下部消化管内視鏡
直径1cmほどのスコープを肛門から大腸の一番奥まで挿入し、少しずつ引き抜きながら大腸内を観察していきます。検査では、大腸内に発生するポリープや潰瘍、がん等の診断が可能です。「大腸内視鏡は苦しい」というイメージがありますが、実際の検査では最新鋭のスコープや鎮静剤を適切に使用し、熟練した技術を持った医師が担当するため、検査中の苦しさはほとんどないのが特徴です。
中古内視鏡を高価買取してもらうためのポイントは?

中古内視鏡を高額で買い取ってもらうためには、細かいポイントに注意しながら、計画的に準備していくことが非常に重要です。そこで、ここでは、中古内視鏡を高価買取してもらうためのポイントについて詳しくご紹介いたします。
内視鏡の状態を徹底的に確認・整備する
まずはカメラやライト、挿入部、操作部といった、全ての機能が正常に動作するか確認しましょう。不具合がある場合は、修理を行ってから査定を依頼する方が高値がつきやすい傾向があります。特に、漏水漏れはないか?湾曲アングルは正常か?またカメラの画質やライトの明るさ、送気送水、吸引に問題がないことがポイントです
また、内視鏡は「医療機器」であるため、清潔さが重視されます。事前に洗浄と消毒を丁寧に行い、細部まで清潔に保つことで、見た目の評価が上がります。
他にも、軟性部や湾曲部に傷やひび割れ、へこみなどがないか?また、使用感が目立つ場合、査定額が下がる可能性があります。必要に応じて外観の修復も行いましょう。
電源ケーブルやモニターケーブル、キーボード、取扱説明書等、付属品が揃っているかも確認して下さい。付属品が完備されていると査定額のアップが期待できます。
内視鏡の「モデル」と「市場価値」を理解する
中古内視鏡の価格は、モデルやその時の需要によって大きく変動します。
製品の型番や製造年を確認し、それが現在の市場でどの程度需要があるのかをあらかじめ調査しておきましょう。特に新しいモデルや、高性能で多機能なモデルは需要が高く、高額買取になることが多くあります。
メーカーの信頼性も重要なポイントです。オリンパス、富士フイルム、ペンタックス等の有名メーカー製品は、他のメーカーと比べて人気があり、再販価値が高い傾向にあります。
市場価値は、市場ニーズとイコールです。地域や専門分野によって、特定の機種の需要が異なる場合があります。例えば、消化器内視鏡や気管支内視鏡等、特定用途向けの機器にはニッチな需要が存在します。
専門業者に査定を依頼する
医療機器、特に内視鏡は専門性が高いため、買取を依頼する業者選びが重要です。
具体的には中古医療機器の販売業者がお勧めです。一般的なリサイクルショップでは価値が計れないため、内視鏡を専門に扱う業者に査定を依頼しましょう。適正価格での買取が期待できます。
その際、できれば1社だけではなく、複数の業者に査定を依頼する「相見積もり」を行うことで、より高い買取価格を見つけることができます。
また、業者によっては、写真や詳細な情報を送るだけで簡易的な査定をしてくれる場合があります。これを利用して、事前におおよその買取価格を把握することが可能です。
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必要な書類を準備する
中古機器の買取では、機器の信頼性や利用履歴が重要なポイントとなります。
特に取扱説明書や保証書等、購入時の付属品や書類が揃っていると「機器の管理状態が良い」と判断され、査定額がアップすることがあります。
修理やメンテナンスを受けた記録がある場合は、それを提供することでも信頼性が増します。他にも、メンテナンス履歴が充実していると、機器が良好な状態であることの証明になります。
買取のタイミングを見極める
市場の需要や動向を考慮し、買取のタイミングを見計らうことも大切です。
特に、医療機器が機器を更新するタイミングや、新年度の始まり等、需要が高まる時期を狙いましょう。
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