新しい機器を購入した場合や、転院・閉院を行う等で、使わなくなった耳鼻咽喉科の医療機器は売却することができます。医療機器は新品で買うと高額なものが多いため、必要に応じて中古医療機器を売買することで、コストの削減にも有効になります。
そこで、今回は耳鼻咽喉科の主な医療機器である「ユニット」とはどのようなものなのか、さらにはユニットの高価買取査定のポイントについて、詳しくご紹介いたします。
耳鼻咽喉科でよく見る医療機器「ユニット」とは?
耳鼻咽喉科の診察室でよく見られる大きな医療機器は、通称「ユニット」と呼ばれます。耳や鼻、喉の診察や治療をスムーズに進めるために設計された医療設備のことです。このユニットには、患者の体勢を整える椅子や治療に必要な機器が一体化しており、医師と患者にとって効率的かつ快適な診療環境を提供するために必要なものです。
以下にユニットの主な特徴と機能をご紹介いたします。
患者用の椅子
ユニットには、患者が座る専用の椅子が組み込まれています。この椅子は電動で高さや角度を調整できるため、医師が患部を観察しやすい位置に患者を移動させることが可能です。
例えば、耳の診察をする時には、椅子を少し傾けるだけで耳の中をより詳しく診ることができます。
吸引装置
鼻や喉の治療では、分泌物や液体が溜まることがよくあります。ユニットにはそれを吸引するための専用の装置が備えられており、鼻詰まりの処置や耳垢の除去の際にも活用されます。吸引器が内蔵されていることで、診療中に患者を移動させる必要がなくなり、作業がスムーズになります。
ネプライザー(吸入器)
鼻炎や喉の炎症を治療するために、薬剤を霧状にして吸入させる装置です。この機器を使うことで、炎症がある患部に薬剤を直接届けることができます。
患者にとっても簡単で負担が少ない治療方法です。
内視鏡と照明システム
鼻の奥や喉、耳の内部を詳しく観察するには、内視鏡が欠かせません。ユニットには明るい光源や内視鏡を接続できるシステムが備わっており、その映像をモニターに映し出すことができます。医師が患部を確認しやすいだけではなく、患者自身もモニターで自分の状態を確認でき、コミュニケーションが取りやすくなります。
薬剤噴霧器
治療薬を患部に直接吹き付けるための装置です。例えば、喉の炎症や鼻の粘膜に薬剤を散布することで、迅速に効果を発揮させることができます。
作業スペースと収納
ユニットには、治療器具や必要な道具をすぐに使えるように整理して収納できるスペースがあります。
例えば、ピンセットや消毒綿、薬剤等が収納されており、診療中に必要なものをすぐに取り出せます。
ユニットの利便性とメリット
耳鼻咽喉科ユニットの最大の利点は、診察から治療までの一連の流れを一カ所で完結できることです。患者を別の部屋に移動させたり、複数の機器を準備したりする手間が省けるため、医師にとって効率的であり、患者にとっても快適です。
また、上記でご紹介した通り、ユニットには吸引や消毒機能が組み込まれているため、治療中や治療後の清潔さを保つことができ、感染リスクの低減にも影響します。さらに、患者が治療を受けている間にも快適に過ごせるように設計されており、治療への不安を軽減することが可能です。
ユニットを高価買取査定にするためのポイントは?

耳鼻咽喉科のユニットを高額で買い取ってもらうためには、事前の準備やアピールの仕方が非常に重要となります。このユニットは医療機器の中でも高価なものが多く、その買取価格は状態や需要、さらには買取する業者によって異なります。ここからは、ユニットを売却する際に高価買取を実現するための具体的なポイントをわかりやすくご紹介いたします。
状態のチェックとメンテナンスを行う
ユニットが清潔であることは、第一印象を良くするために非常に重要です。ユニットの外装をしっかりと拭き取り、ホコリや汚れを除去しましょう。特に、吸引装置のホースや内視鏡接続部等、汚れが溜まりやすい箇所は念入りに掃除しておきます。
他にも、ユニットの各機能(吸引・ネプライザー・椅子の昇降・光源等)が正常に動くかどうかの確認が必要です。動作に問題がある場合は修理を行うか、その詳細を査定業者に正確に伝えるようにします。
修理が可能な場合は、メーカーや専門業者に依頼することで、査定額を大幅に向上させられる場合があります。
最後に、定期的なメンテナンス記録が残っている場合は、それを査定業者に提示しましょう。きちんと管理されていたことが伝われば信頼性が増し、査定額アップにつながります。
付属品をしっかり揃える
吸引チューブ、噴霧器、操作パネル、内視鏡等、購入時に含まれていたものは全て揃えておきます。不足している場合は、可能であれば再購入して補充することも検討して下さい。
また、マニュアルや保証書が残っている場合、それらも査定に役立ちます。これらの資料があることで、新しい所有者が安心して使用できるという付加価値が生まれます。
他にも必要な項目として、フィルターや電球等の消耗品が未使用の状態で残っている場合、それらもセットにして売却すると、査定額のアップが期待できます。
製造年やモデルを確認する
買取業者に依頼する際には、ユニットの型番やスペックを正確に伝えることが重要です。業者はそれを基に市場価値を評価しますので、詳細な情報を提供することにより、適正な価格を提示してもらいやすくなります。
市場需要の確認を行い、適切なタイミングでの売却を行う
新年度や年度末は、多くの医療機関が設備を更新するタイミングです。この時期は中古医療機器の需要が高まるため、売却に適しています。
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