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中古医療機器業界が抱える課題とは?原因と対策について解説

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近年、日本でも徐々に中古医療機器が取り入れられるようになってきました。ですが、海外に比べるとまだ浸透率は低く、再利用できる余地が十分あります。

今回の記事では、「中古医療機器の売買が浸透しにくい原因と課題」について解説します。また、安全に専門業者を利用するためのポイントも併せて紹介するので、ぜひ参考にして下さい。

【1】中古医療機器業界の課題 原因と対策とは?

現在、日本の医療機関では、まだ使える医療機器が数多く廃棄処分されています。まずはその原因について解説します。

原因(1)業界そのものの認知度が低い

まだ使用できる医療機器が廃棄処分されてしまう原因の一つに、「中古医療機器業界の認知度の低さ」があります。

中古医療機器業界は、2000年ごろから日本でも世界でも徐々に拡大してきた、比較的歴史の浅い業界です。そのため、このような業界が存在することも、中古医療機器が売買できることも、あまり知られていません。

「自動車と同じように、安全性を保証された中古医療機器は売買できる」ということを多くの人に知ってもらう必要があります。

原因(2)売買することに不安がある

2つ目の原因は、中古医療機器の売買に対して、不安や警戒心があることです。
業界そのものがイメージが曖昧なため、中古医療機器の売買に対して「法律違反ではないか」「安全に使えるのか」といった疑問が生じるのも無理はありません。

正規の流通経路で売買された中古医療機器は、法律によって守られています。また、そのような製品はメンテナンスも完了しており、安全に使用できるようになっています。
具体的な流通経路については、次の段落で詳しく説明します。

中古医療機器の流通経路を知ろう

中古医療機器の売買は、法律によって守られています。ですが、正規の流通経路で販売・貸与を行うためには「義務」を遵守する必要があります。

(1)中古医療機器業者は、該当の製品を販売・貸与することをメーカーに事前通知する。
(2)メーカーは、安全性を確認した後で「承諾書」を発行する。
(3)製品の使用に関してメーカーから指示があった場合、中古医療機器業者はそれを遵守しなければならない。

メーカーへの事前通知は、薬機法施行規則第170条によって中古医療機器業者に義務付けられています。その後、メーカーで安全性を確認した証として承諾書が発行されます。

インターネットオークションなどでは、承諾書のない製品が出品されていることがあります。薬機法違反なので、たとえ安価でも購入はやめましょう。

【2】中古医療機器の専門業者を利用するには 

中古医療機器の専門業者を安全に利用するためのポイント2つについて解説します。

(1)専門業者のサイトを覗いてみる

中古医療機器業者のホームページを覗いてみると、取り扱い商品の多くが「完売済」となっています。
日本でも、中古医療機器をリーズナブルに購入することが次第に浸透してきています。診断装置から治療器まで豊富な種類が揃っているので、まずは気軽に覗いてみて下さい。

(2)専門業者を見分けるポイントとは?

法律を遵守して事業を行っている中古医療機器業者は、「資格・許可」を取得しています。企業サイトに掲載してあることが一般的なので、最初にチェックしてみましょう。

販売:医療機器販売業の許可または届出、古物商許可
修理:医療機器修理業の許可
貸与:医療機器貸与業の許可

中古医療機器の販売を行うには、「医療機器販売業の許可または届出」と「古物商許可」の取得が必須です。
「医療機器修理業・貸与業」は、業として修理や貸与も行う場合に必要です。

中古医療機器の承諾書はなぜ必要?

次に、その製品がメーカーからの「承諾書」を取得しているかどうかも確認しておきましょう。

中古医療機器業者は、製品の販売・貸与を行う前にメーカーに通知することを義務付けられています。承諾書は、メーカーで安全性を保障された証として発行される書類なのです。
中古医療機器業者を利用する際は、必ず確認しましょう。

近年、メーカーに通知せず、販売された違法の製品が、医療事故や漏電火災などを起こすトラブルが増えています。
そのため、「メーカーでの安全確認を行っていない医療機器によって生じたトラブルには関与しない」と明言しているメーカーも少なくありません。

正規の専門業者は、業の資格・許可と製品の承諾書、どちらも取得しています。ぜひ優良業者か悪徳業者かを見分けるポイントとして活用して下さい。

まとめ:中古医療機器業界を悪徳業者から守ろう

日本は中古医療機器業界の歴史がまだ浅いこともあり、海外ほど定着しているわけではありません。 ですが、業界全体の売上高は順調に伸びており、中古医療機器業者を利用する医療機関も増えてきています。今後の成長には十分期待できるでしょう。

好調な業界ゆえに、悪徳業者が入り込みやすい点がデメリットでもあります。製品の専門性が高いため、業界関係者以外の方には正確な流通経路があまり知られていないことも原因の一つです。 中古医療機器業界をこれからも発展させるには、資格や流通経路といった正確な知識を各自が身に着ける必要があるでしょう。

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