近年注目を集めている療法として「ハイボルテージ治療法」があります。ハイボルテージ治療器という専門の機器を使用して行う治療法は効果が高く、トップアスリートも活用しています。
主に「痛み」の治療に強く、今までは治療が難しかった神経痛にも効果的な治療が可能となっている非常に画期的な治療器です。
他にも、腰痛や肩こりのような慢性症状にも効果的とされるハイボルテージ治療器ですが、一体どのようなものなのでしょうか。今回はハイボルテージ治療器の詳細や治療の効果、代表的な機器について詳しくご紹介いたします。
ハイボルテージ治療器の詳細について
ハイボルテージ治療器は、「電気刺激療法」の1つに分類されます。従来の電気治療方法は「低周波治療器」と呼ばれる、皮膚の表面に電気刺激を与え、痛みやコリといった症状を改善することが大きな目的でした。
しかし、低周波治療器は主に血行やリンパの流れを促進することが主な効果だったため、スポーツ外傷のような怪我へ対する治療は効果が見込めません。
低周波治療器と比べて、ハイボルテージ治療器は、皮膚の表層だけではなく筋肉の深層部分までアプローチし、痛みの根本的治療が期待できます。長年悩まされている腰痛や肩こり、神経痛などにも効果的です。
ハイボルテージ治療の効果は?
ハイボルテージ治療器が、様々な痛みやコリ、神経痛などに効果的なことをご紹介いたしました。では、実際にハイボルテージ治療器による治療の効果にはどのようなものがあるのでしょうか。この項目でわかりやすくご紹介いたします。
筋肉や筋膜、靱帯などの修復
この治療が最も注目を集める理由として、筋肉や筋膜、靱帯、腱といった組織を修復する効果があります。
ハイボルテージ治療はこれら「軟部組織」の修復機能が高く、腰痛や肩こり、スポーツ外傷に役立つのが特徴の1つです。
また、腰痛や肩こりのような慢性化している症状は筋肉の表層部分を刺激するだけでは、根本的な解決にはなりません。ハイボルテージ治療は、人の手では届かない深い筋肉や靱帯部分などに作用し、症状の解決に役立ちます。今まで治療が難しかった症状の治療にも、ハイボルテージ治療器は効果的です。
痛みを緩和する
ハイボルテージ治療器は多くの「痛み」の緩和に役立ちます。ぎっくり腰や寝違えのような急性症状、捻挫、肉離れといったスポーツ外傷の痛みにもハイボルテージ治療の効果が有効に働きます。
また、坐骨神経痛などの神経に関する症状も、これまでは安静にしておくことがほぼ唯一の対処法だったのが、ハイボルテージ治療器の登場により神経の痛みも緩和できるようになりました。「痛み」で日常生活に支障が出ている、困っている方には特に適しているといえるでしょう。
痛みの原因が特定できる
ハイボルテージ治療は、痛みの「原因」を特定できるとされています。上記でご紹介したぎっくり腰は、腰痛の中でも代表的な症状の1つですが、実は、腰痛の8割近くは原因不明とされています。
理由として、整形外科などの医療的判断では「画像診断」で判断を行います。しかし、画像診断は骨や神経までしかチェックできません。肩こり、腰痛など日常生活における痛みは、筋肉や腱、靱帯といった軟部組織の異常によっておこっているため、原因が特定できないのです。
ハイボルテージ治療を行うことにより、画像診断だけではわからなかった痛みの原因が特定でき、効果的な治療が可能になります。
代表的なハイボルテージ治療器をご紹介します
ハイボルテージ治療器の概要や効果についてご紹介してきました。ここからは代表的なハイボルテージ治療器についてご紹介していきます。弊社ボンドジャパンでも取り扱っている機器がありますので、ぜひお気軽にご相談下さい。
フィジオアクティブHV(酒井医療株式会社)
手のひらサイズでありながら機能性の高いハイボルテージ治療器です。瞬間的に高電圧の電流を流すことで皮膚への刺激を最小限に押さえ、患部の奥深くまで届くように設計されたHi-Voltage「鎮痛」と、筋萎縮改善や筋力トレーニングに使用可能な+Hi-Voltage EMS「筋萎縮改善・筋トレ」の2つのチャンネルがあります。
さらに、患部を正確に捕捉する「シューティング導子」や、手元のボタン1つで操作可能な一時停止機能など、現場の声を生かした作りになっているのが大きな特徴となっています。
製品情報詳細:酒井医療株式会社|フィジオアクティブHV
HVMC DELTA デルタ(株式会社日本メディックス)
HV(ハイボルテージ)治療モードとMC(マイクロカレント)治療モードを両方搭載しているハイボルテージ治療器です。この2つのモードを使い分けることで、痛みの治療の他にも傷の治癒や、身体の機能回復、日常生活の復帰などに役立ちます。
使いやすさも追求され、電極に角度をつけて当てにくかった部位へのアプローチを用意しにする、大型LCDで視認性を高めるなど、施術者と患者様双方にとっての「使いやすさ」を追求したハイボルテージ治療器です。
製品情報詳細:株式会社日本メディックス|HVMC DELTA デルタ
イトーES-5000(伊藤超短波株式会社)
ハイボルテージ治療器としては多いといえる6つのモードを搭載しているのが特徴的な機器です。立体的に複雑な電流のうねりを発生させて深部を刺激する「立体動態波モード」、マイクロカレント治療を立体的に行う「3D MENSモード」、筋肉に立体的な刺激を与える「3D EMSモード」をはじめとした、6つのモードを搭載。
3Dと2Dの治療モードの両方を上手く使用することで、幅広く適切な治療が行えます。また、超音波治療器との「コンビネーション治療」も可能で、疾患部に2つの刺激を与えることにより、筋萎縮の改善や筋肉及び関節痛の軽減などが期待できます。
製品情報詳細:伊藤超短波株式会社|イトー ES-5000
ハイボルテージ治療器のことならぜひボンドジャパンにご相談下さい
ボンドジャパンでは、ハイボルテージ治療器をはじめとした様々な電気治療器を取り揃えております。
ご要望に応じたハイボルテージ治療器をご提供することも可能ですので、ぜひお気軽にご連絡ください。
また、ハイボルテージ治療器の取り扱い方法に関しても、弊社販売スタッフがしっかりサポートさせていただきます。
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