医療機器を導入する際にはいくつかの方法があります。代表的なものが「購入」と「リース」です。どちらにしようか悩まれている方も多いのではないでしょうか。
そこで、今回は購入とリースそれぞれのメリット・デメリットをご紹介しながら、最終的にどちらをどう選んだらいいのか?という解説と、もう一つの選択肢である「中古医療機器の購入」について詳しくご紹介いたします。
医療機器は購入?リース?それぞれのメリット・デメリットを解説
一般的には購入とリース、どちらがお勧めだといえるのでしょうか。実はどちらの仕組みにもしっかりメリットとデメリットがあり、最終的にはお客様の置かれている状況によって最適解が変わってきます。
ここでは購入とリースの詳細について、詳しい内容をご紹介していきます。
購入のメリット・デメリット
※メリット
・現預金で購入した場合、支払い総額がリースより安価になる
・分割支払いや借入の条件によっては、月々の支払いがリースに比べて安くなることがある
・医療機器に対する税制優遇が受けられる
※デメリット
・借入金が多額になる
・機器を最新型に買い替える場合、法律に基づく処分が必要となり、手間と費用がかかる
・会計処理が煩雑になる
使用する側として魅力的なのは、支払い総額が安価になること、さらには税制優遇が受けられる点です。
令和3年度の段階で、新型コロナウィルスの影響もあり、500万円以上の医療機器に対しては8%の特別償却割合が設定されています。期限も延長されており、購入を検討されている方にとってはチャンスかもしれません。
参考:厚生労働省 令和3年度税制改正の概要
リースのメリット・デメリット
※メリット
・資金を別の投資に回せる
・会計処理は購入より簡単
・リース期間終了時に、新型の機器に変更することが手軽にできる
※デメリット
・支払い総額は購入より高くなることがある
・医療機器に対する税制優遇が受けられない
・リース期間内に返済を終える必要があるため、月々の支払いは増える
リースの大きなメリットは冒頭の「資金を別の投資に回せる」ことです。特に個人経営のクリニックの場合、黒字化して経営が軌道に乗るまでには10年かかるといわれており、キャッシュはできるだけ手元に残して置く方が安全だといえるでしょう。
所有権を持たないため固定資産税がかかりません。また、リース契約が満了すると買い替えの検討もしやすく、割と短いスパンで新型機器に乗り換えられるのも大きな魅力です。また、リース満了となっても1年ごとの再リース契約をすることで、引き続き同じ機器を使用することも可能です。
費用が割高な分、リース会社の手厚いサポートが入るのが、リースのメリットです。
どちらがいいのかは「優先順位」によって変わる
ここまで、購入とリースのメリット・デメリットについてご紹介してきました。この2つに関しては「どちらがいい」というものではなく、医療機関様の開業資金や機器に対する考え方によって変わってきます。まさにケースバイケースであり、一概に決めることはできません。
ただ、基準としては
1.開業資金に大幅な余裕がある
2.支払い総額をできる限り抑えたい
という場合は購入を、反対に
1.開業資金に限りがある、または余裕がない
2.万が一のための運転資金を確保しておきたい
という場合はリースの方がお勧め、ということになります。
実際にはどちらかに完全に偏るのではなく、バランスを取りながら決めることが多いようです。医療機器ディーラー様やリース会社様、また手元のキャッシュとも相談しながら、じっくり決めていくことをお勧めいたします。
「中古医療機器」の購入という選択肢がお勧め!
上記でご紹介した「購入」「リース」の他に「中古医療機器の購入」という第三の選択肢があり、弊社ボンドジャパンはこちらをお勧めしております。以前の中古医療機器は「信用ならない」といったイメージが先行していましたが、法律の整備と改正により、安心かつ安全に運用できる中古医療機器が流通するようになりました。ここでは、ボンドジャパンが中古医療機器をお勧めする理由について、詳しくご紹介いたします。
安価で医療機器を揃えられる
中古医療機器は購入とリースのメリットといえる部分を上手く取り入れたものです。新品よりもはるかに安価かつ、タイミングによっては新古品を購入することもできます。
中古医療機器は、新品と比べると、とても安価で購入できますが、「中古」と聞くとどうしても「故障や不良の可能性」を考えてしまうという方もいらっしゃるかもしれません。しかし、近年の中古医療機器は法律によって守られ、品質や動作が保障されています。しっかりと薬機法等の法令を遵守した誠実な中古医療機器販売業者に購入を依頼すれば、新品で1台購入するよりも、同じ金額で複数の医療機器を購入することができ、大きなメリットとなります。
使用したことのある機器を意図的に導入できる
全く使い方がわからない新品の医療機器を購入すると、運用するのにどうしても時間がかかってしまいます。だったら使い慣れた機種を意図的に選んで使いたい…こういった要望も、中古医療機器なら可能です。市場に出回っていれば、それを購入してメンテナンスを行い、すぐに医療現場への投入と運用ができます。知っている機器であれば違和感なく導入でき、開業後すぐに使用できて安心につながるでしょう。隠れて見えづらい中古医療機器の、もう1つの大きなメリットです。
安心・安全・法令を遵守した中古医療機器ならボンドジャパン!ぜひご相談下さい
ボンドジャパンは、医薬品医療機器等法施行規則に則り、高度管理医療機器の販売業及び修理業の許可を得た会社です。お客様にご納得いただける価格で安全に運用できる中古医療機器の販売を行っております。
販売している中古医療機器には保証をつけておりますので、万が一の故障の際でも安心していただけます。また、取り扱い方法についても、弊社の販売スタッフが丁寧にサポートさせていただきます。
安心・安全・法令を遵守した中古医療機器をご希望の際には、ぜひボンドジャパンまでご相談下さい。初期投資を抑えたい、複数の医療機器を購入したい、できるだけ現預金を手元に残しておきたいという方は、割賦(ローン)支払いも可能です。支払い方法のご相談もお受けしますので、お気軽にお問合せください。
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