ここ数年、「GEヘルスケア製」の超音波診断装置の需要が伸びてきています。GEヘルスケアは医療機器メーカーで、その中でも超音波診断装置(エコー装置)に非常に力を入れている企業です。また、製品にも豊富なラインナップが揃っていて、多くの診察・診療に対応できるシステムを構築しています。
では、どのような製品があるのでしょうか。今回は「GEヘルスケア」がどんな会社なのか、またどのような製品を開発・販売しているのかを詳しくご紹介いたします。
「GEヘルスケア」とはどんな会社?
「GE」の正式名称は「ゼネラル・エレクトリック」といいます。発明王トーマス・エジソンを創始者とし、1878年に創業された老舗企業で、世界170カ国以上、約20万人の社員が所属しています。
そのGEグループの一員として「日本の医療課題に取り組む」ことを大きな目標に掲げているのがGEヘルスケア・ジャパンです。GEヘルスケア・ジャパンは、GEヘルスケアの中核拠点として1982年に設立されて以来、人の疾患を早期に検知・発見することで健康へつなげる「プレシジョンヘルス」の実現に向けて、MRIやCT、超音波診断装置、といった医療関連の製品に力を入れています。
また、近年話題となっているビッグデータの活用や機器の稼働率向上等、医療のデジタル化を含めた幅広い事業を展開しています。日本社会が直面している様々な医療課題の解決に、多角的視点から解決しようと取り組んでいる企業です。
GEヘルスケア製の超音波診断装置の製品ラインナップをご紹介
GEヘルスケアというのがどのような企業なのか、概要を簡単にご紹介いたしました。ここからはGEヘルスケアが自信を持って販売している超音波診断装置の製品ラインナップについて、名称ごとに詳しくご紹介いたします。
Versanaシリーズ
腹部や心臓、血管、泌尿器、整形といった幅広い領域に対応している開業医様向けの装置です。画質や性能は高精細で、総合病院の検査室で使用されるエコーとほぼ変わりありません。特に生活習慣病の診断に必要な機能のほとんどを標準搭載しています。
本体には5年間のメーカー保証が付属しており、ボタンやモニター、ハードディスクといった機器トラブルにも対応しています。
LOGIQシリーズ
全領域に対応しているGEが誇る汎用超音波診断装置です。21.5インチの大型液晶モニターと10.4インチの大型タッチパネルを採用しながらも、小型で軽量化されているのが大きな特徴です。
また、使いやすさも考慮されており「My
Page」と呼ばれるオリジナルの操作パネルを使うことにより、計測やコメント、ボディパターン等を自由にカスタマイズして使用することができます。
高画質かつコンパクトながらハイエンドレベルの普及機から、エキスパートのための最上位機種まで取り揃えてます。詳細はご相談下さい。
Venue
整形外科/ペインクリニック等で活躍されている医師の皆様に向けて開発された超音波装置です。ノートパソコンサイズのコンパクトボディに、コンソールタイプの上位機種と同程度の高画質システムを搭載しています。
バッテリー駆動も可能で、クリニックでの診察から往診にまで幅広く対応しております。
手元での画像固定や保存、視野・深度の変更ができるため、操作のために手を本体に伸ばす必要がありません。整形外科やリウマチ領域で活躍するハイエンドタイプの機種です。
VIVID
循環器領域で活躍する心臓超音波診断装置(心エコー)です。
簡単かつ詳細な心機能評価サポート機能で、患者様の心疾患の早期発見に役立てられます。
また、高い安定性と信頼性を持つのもVIVIDの大きな特徴です。本体は3年の保証が付属しており、機器トラブルがあっても安心です。また、近年急速に進んでいる医療機関同士の連携である「病診連携」に対応しており、データをPCへインポートすることでスムーズな医療連携が可能となっています。
Volusonシリーズ
産婦人科専用の超音波診断装置です。内診台の横に設置できる小型機種と、多くの周産期センター様にご採用いただいているハイエンドタイプがあります。
特に3D/4Dの画質は画像分析能力が非常に高く、他社の追随を許しません。患者様にお渡しする3D画像データは、医師と患者様、さらにはそのご家族とのコミュニケーション強化につながる高精細なものになっています。また、スマートデバイスのようなタッチジェスチャーで、直感的にタッチパネル操作ができる新しいインターフェースも搭載しており、簡単かつ正確な診断に役立ちます。
Vscan
日本はこれから少子高齢化に直面するといわれています。そのピークを迎えるのが2025年と予測されており、これからは「かかりつけ医」や「地域医療」「在宅医療」が重要なキーワードとなってきます。
その2025年に先駆けて開発されたのが、このVscanです。
ポケットサイズの超音波診断装置で、どこへでも持って行ける機動性の高さが大きな強みです。特に訪問診療の現場や迅速な診断を求められる救急で活用され、昨今では病棟のベッドサイド等、より身近に感じられるエコー機器として評価されています。
また、ポケットサイズの弱点である画面の小ささは「モニター出力機能」でカバーされています。HDMIケーブルと市販のWi-Fiレシーバーを使用することで、大画面のモニターに検査の画像結果をリアルタイムで表示することができます。医療スタッフ間のカンファレンスや患者様への検査説明に活用されています。
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